2024年6月27日㈭から、当館企画展「神々の微笑・日本文化の根源を求めて 小灘一紀 古事記絵画展」を開催いたします。

 

 

 

 

出雲神話が息づく山陰地方で育った小灘氏は、約20年前から古事記の神話に主題を絞りました。小灘氏は日本人の間から神話が、日本人の精神や文化・価値観の根底を知る手がかりが消えゆくことを危惧され、このテーマに挑んでいます。

 

確かな描写方法と、大胆な筆致を駆使した小灘作品は、幻想的神話世界が独自のリアリズムで描かれ、そこには現代人にも通じる日本人の原点が息づいています。

 

今展では、初期から近年の作品を中心に約50点を一堂に展示いたしております。日本人としてのアイデンティティの不変性を問う、神話世界への旅に、是非お越しください。