2025年9月4日(木)の午後、マルテ・ドナ(トゥール・ドナ)作《ダンス》(1917-1919)がヨーロッパへの101年ぶりの旅立ちのために池田20世紀美術館より搬出されました。

 

 

その後、17日成田空港を出発し、18日に無事、ベルギー・アントワープ王立美術館に到着しております。

 

《ダンス》は、10月4日(土)からベルギー・アントワープ王立美術館で開催される巡回展「ドナ、アーキペンコ、そしてセクション・ドール:魅惑のモダニスム」にて展示されます。

 

 

 

アントワープ王立美術館外観©Sanne De Block

(2021年に大改装を終えてリニューアルオープンしたアントワープ王立美術館は、ルーベンスをはじめとするベルギーの巨匠たちの作品を豊富に所蔵し、初期フランドル派から20世紀のシュルレアリスムまで幅広い時代の美術を堪能できる)

 

 

その後、来年2月7日(土)から5月17日(日)まではドイツ・ザールラント美術館の現代館で展示される予定です。

 

 

 

《ダンス》が遠く離れた地で、アーキペンコやセクション・ドールの仲間たちの作品群、そして鑑賞者との間に、新たな対話を生み出すことを願ってやみません。

 

 

当館に戻るのは、来年6月の予定です。

 

今回の巡回展に至った経緯と、マルテ・ドナ、作品《ダンス》についての詳細はコラムにまとめています。

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