2024年12月は、パブロ・ピカソの作品です。
「肘をつく女」 1959年 リノカット 93.1×80.0㎝
現在、この作品は当館収蔵庫にあります。今後、当館で行うテーマに沿った企画展で紹介していきます。

パブロ・ピカソ(1881-1973)

スペイン・マラガ生まれ。幼少期から画才を発揮、14才の頃すでに成熟した大人の画風を示す。1900年パリに出て、貧困と弱者を憂愁の画風で表現した「青の時代」を経て、ブラックと共に「キュビスム」を創始。37年スペイン内乱を告発するピカソ絵画史上最大の傑作「ゲルニカ」を発表。版画、彫刻、陶器、舞台装置などの各分野でも独創的な優れた作品をのこした20世紀最大の巨匠。今回使用した作品は、2012年当館所蔵名品展「女性美の饗宴」にて出品。