- 2025.11.01
今月の1枚(2025年11月)
2025年11月は、ジル・ファーブルの作品です。
「モン=ドゥヴァン=サセの教会」 油彩 65.0×50.2㎝
現在、この作品は当館収蔵庫にあります。今後、当館で行うテーマに沿った企画展で紹介していきます。

ジル・ファーブル(1933年-2007年)
古き良きパリの街路や市の名所を描いている戦後・現代のフランスのアーティスト。旅行家でもあり、風景画や静物画などの多くの具象画を描いた。
1933年10月7日、 フランス、ブラモン生まれ。ナンシーの美術学校で学んだ後、 パリのエコール・デ・ボザールで学ぶ。その後、建築設計事務所でインテリアデザイナーとして働く。1966年にサンクルーの「青少年と文化の家」にて最初の個展を開催。以後、画家として生きることを決意。1970年 パリで展覧会『”En passant par ma Lorraine”(直訳:私のロレーヌを通り抜け)』を開催したように、ロレーヌには深い愛着を持ち続けた。1990年に芸術文化勲章を授与される。1993年 アカデミードスタニスラスの正会員となり、1999年には 同会長に就任。2007年 8月19日、フランスのレペで逝去。

