6月26日より開催しておりました「水村喜一郎展 生きて、旅して、絵を描いて・・・」は、10月14日をもちまして無事閉幕いたしました。

本展では、東京・下町生まれの詩魂あふれる画家、水村喜一郎氏による「旅」と「心のふるさと」をテーマにした作品を、小学生時代のものから近作まで、計65点展示いたしました。

本展には連日多くのお客様にご来場いただき、作品に込められた水村氏の生きざまや魂に、深く心を打たれているご様子が印象的でした。

翌15日の午前中には、展示室からの作品取り外し・梱包・搬出作業が行われました。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして午後からは、翌16日より始まる新企画展「重岡建治展」の準備が進められました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

伊東市を拠点に、長きにわたり彫刻の道を歩まれてきた重岡建治先生(1936–2025)。その創作人生の中で生み出された数々の作品は、全国の公共施設や公園に設置され、多くの人々に親しまれてきました。

先生の作品は、「触れる彫刻」というコンセプトのもと、家族の絆や愛をテーマにした温かみのある緻密な構成が特徴です。今回の回顧展では、彫刻家としての歩みを振り返りながら、彫刻と絵画の両面からその世界観をご紹介いたします。

是非、多くの方にご来館いただき、重岡建治先生が生涯をかけて紡いだ造形の世界に触れていただければ幸いです。

 

 

最後に、展示替え作業にご協力いただいた皆様へ、心より感謝申し上げます。今回も誠にありがとうございました。