- 2026.02.01
今月の一枚(2026年2月)
2026年2月は、マルク・シャガール の作品です。
《鳥を追う》1970年 リトグラフ 74.5×56.0㎝
現在、この作品は当館収蔵庫にあります。今後、当館で行うテーマに沿った企画展で紹介していきます。

2月 マルク・シャガール(Marc CHAGALL)
マルク・シャガール(1887~1985年)はロシア帝国ヴィテブスクのユダヤ人居住区に生まれ、後にフランスで活躍した画家。1910年にパリへ渡り、モンパルナスの共同アトリエ〈蜂の巣〉でモディリアーニや詩人アポリネールらと交流し、前衛芸術の刺激を受けた。1914~22年の帰国中にはロシア革命を体験し、芸術学校の設立にも関わる。1923年に再びパリへ戻り、1937年にフランス国籍を取得。第二次世界大戦中はアメリカへ亡命し、戦後1947年にパリへ帰国した。
シャガールは絵画、版画、タピスリー、壁画、ステンドグラス、陶器など幅広い分野で活動し、幻想的で超現実的な作風を展開した。愛や宗教、故郷ヴィテブスクの記憶をモチーフに、鮮やかな色彩と夢のような構図を特徴とする。代表作には「私と村」「青い恋人たち」「パリ・オペラ座天井画」などがあり、20世紀美術における詩的表現の巨匠として国際的に高い評価を受けている。

