2月は、アドルフ・ジョセフ・マリア・デ・ヘアの作品です。
「セロ弾き」制作年不詳 油彩 136.5×97.8㎝
本作は、2002年兵庫県立美術館「美術館の夢」展で展示、近年では、2021年当館の「開館45周年記念 所蔵名品展 20世紀美術の辿った軌跡」にて展示しています。

(豆知識)
ドイツ表現主義は、印象主義が外界の印象を直接的に忠実に再現しようとしたのに対し、印象そのものの表現ではなく、目に見えない心の内部、即ち人間の孤独、疎外感、社会への反抗、逃避などを描くことこそ表現に値すると考えました。