小川忠博は1942年東京都生まれ。早稲田大学卒業。カメラマンとして週刊誌・月刊誌の取材のかたわら、各種スリットカメラなどを開発し、美術・考古分野に新しい視点を提供してきました。縄文美術の撮影は40年余りにおよび、全国延べ1000か所以上で続けています。2010年文化庁長官表彰。本展は、縄文人の生活を知る手がかりとなる出土品を学術・標本写真と違った視点で紹介します。縄文土器、土偶などの多様な造形、文様を表現する約150点の作品を一堂に展示いたします。小川忠博による「縄文・祈りの造形」をお楽しみください。