水村喜一郎は1946年、東京都墨田区向島に、とび職の親方の長男として跡継ぎになるべく生まれる。幼い頃から絵を描くことが好きであったが、9才の時に高圧鉄塔の感電事故で両腕を失う。その後、口に絵筆をとり美術研究所へ通ったり、 […]